ポケまー2012秋

右の二の腕に左手を乗せると


ざらりと肘まで滑り落ちた。




9月も後半戦だとは思えないような灼熱の太陽の下


前回に引き続き


金沢表参道にて行われます

よこっちょ ポッケまーとへ いざ参戦!




倒れそうな暑さの中、


お越しいただきました皆様には大変感謝申し上げます。





いちにちめ-


兄が奥様と 富山からやってきてくれた。


しばらく貸していた道具を紙袋に入れて


「素敵な本見つけたから、」

と私好みの装丁の単行本を添えて。




『美しいこと』赤木 明登/著


兄はいつも


私にたくさんのチャンスを与えてくれる、


人・もの・機会


それも“ここぞと”という時に。


一気に読んだ、






またやられたな。






日が傾いた頃


帰るという挨拶をしに私の店へやってきて


「悩んだんだけど、買っちゃった。」


と大きな紙袋を傾けて


真っ白地に花柄がかわいい

二人暮らしには少々大きな鍋を見せてくれた。


「たまねぎまるごとコンソメなんかで煮たりしたら?」


という私の言葉に

見詰め合って「いいね、」と微笑む二人が


羨ましくって


私までシアワセな気持ちになった。




ふつかめ-


どこかで犬が鳴いている。


店の前をベビーカーで通り過ぎた少年が


「ワンちゃんが笑ってる!」


ああもうこれだけで今日一日がシアワセだ。





老若男女 自分の作品を見ている人の顔を観るのは


なんて面白い事なのだろう。


次回もぜひ、この顔を観に参戦しよう!